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「聲の形」舞台探訪

大垣市出身の漫画家大今良時さんの原作『聲の形』全7巻(講談社)。作品には大垣市をモデルとする風景が数多く登場します。そして、原作を映画化した山田尚子監督の映画『聲の形』も2016年に劇場公開されました。

大垣タクシーfacebookチームが、7日間に渡って探訪した「聲の形」の舞台を紹介します。大垣観光のお供にしてください。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:1日目

★美登鯉橋(第1巻 P22)★

『聲の形』全編で数多く登場する重要な場所。ここは、最初に訪れたいです。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:2日目

★虹の橋♪ハーピアン(第2巻 P156)★

作中で、西宮硝子が、家出した妹の結絃を探しに来た虹の橋。橋の途中にある楽器ハーピアンを硝子が「ボーン」と鳴らします。その音に、石田将也が気づいて、硝子と結絃が会うシーン。 実は、第1巻でも、石田将也が、このハーピアンを鳴らしています。その音の記憶が、第2巻のこのシーンの伏線になっていますね。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:3日目

★新大橋(第3巻 P166)★

西宮硝子がポニーテール姿で登場する場所が新大橋です。
硝子が、石田将也に、手話ではなく言葉で気持ちを伝えるシーンですね。
硝子は「うきぃ(好き)」と告白するも、将也は「つき(月)」と勘違いしてしまいます。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:4日目

★四季の広場/滝のトンネル(第4巻 P121)★

美登鯉橋の東に広がる「四季の広場」。ここで訪れたい場所が「滝のトンネル」です。
作中では、西宮結絃が祖母の葬儀の前にたたずむシーンで登場します。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:5日目

★総合福祉会館(第5巻 P159)★

市民の会合の場として広く利用されています。私たちの会社もよく利用します。
作中は、西宮硝子の通う手話サークルが毎週火曜日に開催される場所として登場します。
原作では、火曜日が登場人物の心情に所々で関わっています。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:6日目

★八幡神社(第6巻 P167)★

毎年5月の開催される大垣祭りでは、駅前通りから八幡神社にかけて大変賑わいます。

作中では、西宮硝子が夜中に、自宅から駆け出すシーンで登場します。
八幡神社の東側の道を南へ抜けて、神社前から水門川の西の道を通り、美登鯉橋向かって走ります。


タクシーで行く『聲の形』の舞台:7日目

★大垣公園(第7巻 P154)★

大今良時さん著書『聲の形』最終巻の第7巻からは、大垣公園のご案内です。作中で、石田将也と植野直花が、それぞれの将来について語るシーンが、この大垣公園です。ここから、物語はラストへと向かって行きます。原作には登場しませんが、公園の北には関ヶ原の戦いで西軍石田三成の本拠地となった大垣城があります。